当院ではFUJIFILMの内視鏡システム(VP-4450HD)を使用しております。
スコープは細径のものを採用しており、経鼻内視鏡をメインに行っております。細径のスコープではありますが、鮮明な画像を得ることができ、BLI(Blue Laser Imaging)やLCI(Linked Color Imaging)といった特殊光で微細な変化を観察することもできます。
従来通りの経口内視鏡にも対応しております。
大腸カメラにつきましても同じく、FUJIFILMの内視鏡システム(EP-6000)を使用しております。
大腸カメラはX線透視室で行っており、必要に応じてX線を使用することがあります。
肺や心臓などを撮影する胸部レントゲン撮影、腹部の撮影、骨・関節の撮影、骨塩定量(骨密度)に対応しております。
前述の通り、大腸カメラの際にこちらを使用しております。
FUJIFILMのエコー装置を使用し、さまざまな診断に活用しております。
腹部エコーをメインに、頸動脈エコー、甲状腺エコーなどにも対応しております。
心電図を記録することができます。
また、血圧脈波計が付属しており、血圧計を両腕、両足に装着することで、ABI(Ankle Brachial Pressure Index)、CAVI(cardio-ankle vascular index)を測定することができます。
貧血の有無を示すヘモグロビン、細菌感染などで増える白血球数などを測定できます。
また、肺炎や胃腸炎など、炎症を起こす病気の程度の指標となる『CRP』をおよそ5分で測定することができます。
HbA1c(ヘモグロビン・エー・ワン・シー)とはおよそ2ヵ月程度の血糖値の状態を示すものです。
そのHbA1cをわずかな血液量で5分で測定することができます。
糖尿病が心配な方や、糖尿病で通院中の方にとても有用な検査です。